一眼レフカメラのレンズについて
あくまで私の持論です
レンズ選びでのポイントは2点
・焦点距離
・F値(明るさ)
対象は、一眼レフ初心者向けに話します
私が初心者に毛の生えた程度なのでw
周辺減光がどうとか、解像度がどうだとかは難しい話はしません
私の経験から語りますが
たぶん一眼レフ入門者が一番求めてること
それは
後ろをボカした写真が撮りたい
だと思うんですよね
こんなのや
こんなの
後ろがボケるだけで、なんとなく良い写真に見えますよね
ボケた写真を撮るうえで大切なのが、焦点距離とF値なのです
今回は焦点距離の話をします
焦点距離とは・・・
詳しくはWikipediaあたりで読んでください
要するにカメラを覗いたときに見える対象物の大きさの違いって言うのかな?
具体的にわかりやすく言うと
例えば、目の前5m先にいる人物を肉眼で見てます
その時の人の大きさとほぼ同じように見えるのが焦点距離50mmだと覚えてください
それよりもグッと近づけてみる場合は、望遠鏡を覗くのと同じで、100mmだとか、135mmだとか、500mmだとかの『望遠レンズ』と呼ばれます
参考までに、私の持ってる天体望遠鏡は910mm望遠レンズという考えも出来ます
ビクセン ポルタII A80Mf
50mmより数字の下回る数値のレンズ
35mm、18mm、10mmなどは、『広角レンズ』と呼ばれ、肉眼で一度に見えない広い範囲を撮ることが出来ます
草食動物の視野という感じでしょう
8mm以下の焦点距離は、『魚眼レンズ』とも呼ばれます
魚の目は真横に付いてるので、視野が広いはずです
本当に魚が見えてるかは分かりませんw
ボケるかボケないかと言う話で重要なのはF値なのですが、焦点距離でもボケるボケないはあります
望遠レンズはボケやすい
広角レンズはボケにくい
これだけはなんとなく頭に入れておいてください
あと、もう一つ重要なこと
レンズ選びをすると、頭がごちゃごちゃになっちゃうワードがあります
「35mm換算」と「APS-C」
APS-Cと言う言葉は、センサーの名前です
フルサイズセンサーか、APS-Cセンサー
難しいことは、言いません
あなたの一眼レフがAPS-Cならカメラが、レンズに書いてある焦点距離に、1.5を掛け算してください
それがそのレンズの焦点距離になります
レンズに35mmと書いてあれば、35mm×1.5=52.5mm
焦点距離は約50mmで、この計算が「35mm換算」と言うのです
APS-Cのカメラなら、標準レンズ(肉眼と近い)は35mmと覚えておけば良いでしょう
いいですか~?
ここテストに出ますよw
・自分のカメラのセンサーを覚えて、APS-Cなら、1.5倍!
・で、計算結果、50mm前後なら標準レンズ
・それ以上なら望遠レンズ
・それ以下なら広角レンズ
これだけ覚えてください。
では、この段階でおすすめのレンズを1本
タムロン 18-270mm F3.5-6.3 Di II VC PZD
これは18mmから270mmまでの焦点距離をカバーしたズームレンズです
CANON用もニコン用もあります
はい、APS-Cカメラのあなた!1.5倍してください
27mm-405mmまでの焦点距離が撮影できるレンズと言うことです
広角から望遠まで、ズーム機能でこれ一本でカバー出来ちゃいます
ダブルズームレンズキットが入門向けで発売されてますが、このレンズ一本つけていれば、レンズ交換なしで焦点距離はカバーできます
初心者にお勧めの一本です!
デメリットは「暗い」かな?
ってことで、暗い明るいは、次回の話にします
最後に、上記のレンズで焦点距離を撮り比べてみましたのでご覧下さい
レンズ側の焦点距離表示で書きます
カッコの中は35mm換算の数字にします
焦点距離10mm(15mm)
あ、これは別の広角レンズだったw
焦点距離18mm(27mm)
焦点距離50mm(75mm)
焦点距離100mm(150mm)
焦点距離270mm(405mm)
どうでしたでしょうか?
ちなみに、撮影時の画像サイズは、S/M/Lとあります
私はSで撮ってます
サイズが大きければ細部まで綺麗に撮れますが、ブログ用ならSで充分
トリミングして、リサイズしても綺麗に映ります(^^)
ではでは~
もっと分かりやすい説明サイトはいっぱいありますので、そこんとこよろしく!w