天体撮影の記事
自分の備忘録です
赤道儀を使った天体撮影(北極星見えず)
備忘録兼誰かの参考になれば・・・
参考の写真はほぼ無いので宜しく
準備する
まずは事前にやる事がある
実は忘れてはいけない大事な事
月齢と月の入出
私のような素人が忘れがちになること
それは撮影日の月の明かり
月の明かりって意外と眩しくて、天体撮影に大きな影響を受けます
当然月が出ていない方がよい
月はご存じの満ち欠けがあって、新月(月が無い)から満月(フルムーン)まである
約1か月周期で繰り返される
あと月の出る時間、入る時間も大事
日の出と、日の入りの月バージョン
月齢も月の入出もインターネットで簡単に調べられるので、調べる
出入の時刻は場所によって時差があるので、撮影場の近くの都市を調べましょう
満月だと夜はずっと月が出ています
明るすぎなので星の撮影は諦め月の撮影にしましょうw
狙う天体の入出
何を撮影するか、狙いがあるならその天体の位置も調べておきましょう
季節ごとに狙える天体も違うし、東西南北も違う、時間で居る場所も違いますし、見る場所でも変わってきます
アプリでシミュレート出来ます
私が使っているソフト
スマホ:スマートステラ
PC:ステラナビゲーター
どちらも有料ですが、スマートステラはおススメです
気になる星にスマホをかざすだけで、星の名前が分かったりします
天気
さて、月も大丈夫そうだし、狙う天体もタイミング的には良さそうだ!
よし準備するぞ!!
と、実はまだまだダメです
さらに大事な事を調べましょう
これが一番大事だったりする
それは天気
天気予報では晴れ・曇り・雨(雪)と表示されます
当然、曇り・雨では星の撮影は出来ません
では晴れなら問題ないと思うとこれが大間違い
気象庁の曇りの定義は、空全体を10割とした場合、9~10割を雲覆っていたら曇りとのこと
逆に言えば、8割が雲に覆われていても【晴れ】と言うこと
雲は星空を隠すので天敵です
またビッシリ雲が覆っていても、雲が薄い場合は【薄曇り】となり、天気予報では晴れマークとなります
天気予報の表記だけを見てもあてになりません
私はこちらのGPV気象予報のサイトをチェックしています

時間ごとの雲の様子を教えてくれます
真っ黒が雲なし、雲の濃さ=グレーの濃さになります
セッティングしたのに雲だらけ・・・ なにも出来なくなるのでチェックしましょう
用意する物
・架台(三脚)
・赤道儀
・コントローラー
これだけでも激重です
・鏡筒(望遠鏡、またはレンズ)
・カメラ(露光時間を操作出来るやつ)
・雲台(カメラを取り付けるもの)
雲台は載せるカメラの重さに耐える剛性の高い物を選びましょう
・各種ケーブル(カメラ-PC、赤道儀-コントローラー、コントローラー-PC)
コントローラーとPC間はクロスLANケーブルです
クロスケーブルなんて懐かしいね
・電源(遠征時はポータブル電源)
私の場合、庭かベランダなので延長ケーブル使っています
遠征用で買ったのにほぼ使っていません
・ノートPC(無くてもOK)
・PCソフト(ステラショット)
パソコンと、ソフトは無くてもOKですが、あったら便利でした
・ヘッドライト(赤色に光るやつがお薦め)
赤の光は目が眩まないのでお勧め
・レリーズ(PCでカメラ操作をしない場合はレリーズ要ります)
Canon用の互換性レリーズ使っています
・水平器
・方位磁石
だいたいこのぐらいかな?
あとはフィルターだったり、接眼レンズだったり色々あります
あ、チェアやテーブルも持って行きます
アウトドア用品のやつを流用です
さてと、やっと準備が出来ました
まだ読む?
続く?
続いても誰も読まないだろうけど、この時点でもう読む人居ないから一緒かなw
準備だけでもこれだけ必要です
天体撮影止めたわけが分かったでしょ?
ここから更に手間が掛かるのです
続く


