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初心者なりに北極星が見えない時の極軸合わせのセッティング方法を書いてみた part2

投稿日:2022/11/10 更新日:

 

続きです

前回は準備しただけで終わってしまいました(汗)

 

赤道儀を使った天体撮影(北極星見えず)

ここからが私用の備忘録だな

今回も写真ほぼありません

 

北極星が見えないけど赤道儀を設置しよう

我が家の2階ベランダに赤道儀を設置します

 

ベランダは南向き

北は家が建っているので、北極星が見えせん

つまり、北極星を見ながら極軸合わせが出来ないってこと

 

通常であれば、赤道儀を設置し、赤道儀の穴を覗いて北極星を視界に入れ微調整するのです

南向きベランダではその技が使えません

 

架台の設置

架台とは赤道儀や更にその上に望遠鏡を載せる巨大な三脚の事

 

赤道儀も望遠鏡も重いので、剛性の高い三脚を使用します

赤道儀用の架台です

 

三脚をしっかり開きます

脚はどっしりと

 

私の持っている架台は2段スライド式で脚が伸びます

本当は脚を伸ばさない方が剛性は高く安定します

 

残念ながらベランダでは柵が邪魔するので、フルで伸ばします

伸ばした後の締め忘れに注意です

しっかり締めないと下がってきちゃう

 

そしてこの時点で一度水平出しを行う

 

そもそも水平が保たれていないと、極軸を合わせてもズレていきます

 

赤道儀用の架台には1カ所向きを合わせる突起が付いています

これを真北に向ける

 

真北とは

真北を調べる方法です

一般的には北極星を見つけ、そちらに向けます

ただし北極星も本当の真北(軸)ではありませんので注意です

 

グルグル写真でも、よく見ると北極星は動いています

大きな画像はクリック

 

ま、詳しくは割愛して、北極星が見えない時の真北の合わせ方です

 

私はちょっとお高めの方位磁石を使っています

登山用の方位磁石がお薦め

 

磁場影響が無ければ、方位磁石の北の方向に合わせます

そして更に西へ7度向けます

 

方位磁石が示す北は【磁北】

本当の北【真北(しんぽく)】は更に西(正面に見て左)に7度ズレているんです

これを【西偏(せいへん)】と呼ぶ

 

ためになったね~(もう中)

 

ですので、ずれを測りやすい山用の方位磁石がお薦めなのです

 

赤道儀を載せる

架台が準備できたので、赤道儀を載せます

 

これが重い

中は複雑なギアになっているらしい

知らんけどw

 

架台の突起に合わせて載せれば、赤道儀もだいたい北を向きます

ただその後に微調整が必要だし、そのためのレバーも付いています

 

赤道儀を載せたらネジを仮止めします

そして、また水平出しを行う

 

赤道儀を載せた架台の調整は重くて大変だし危険を伴うので注意しましょう

 

仰角の調整

仰角とは、水平線から上か下かの角度の事

斜め上とか下とか呼べば分かりやすい

 

世界の見る場所(北半球)によって北極星の位置(角度)は変わるのです

北に行けば行くほど、北極星は真上に見えると言うわけ

 

これを調べるのは観測地の【経度・緯度】

小学校で習いましたよね

ここで使うのは【緯度】です

 

赤道をゼロ度として、北半球の北極、南半球の南極の角度を指します

北極が天辺で『北緯90度』と呼ばれます

 

我が街の岡崎市は、だいたい緯度:北緯35度、経度:東経137度になります

観測地点の緯度・経度は先にネットなどで調べておきましょう

 

赤道儀のダイヤルを回し、仰角を35度に合わせます

一度合わせれば遠くに行かない限り一緒です

 

東西の調整

赤道儀は仮止めです

次は赤道儀が真北を向くように微調整します

 

北極星を見ないと正直、正確には合わせられません

見ながら北極星を導入しても、ズレるくらい繊細です

だいたいでOK

 

方位磁石の指す北より、更に7度西(左)へ

という感じで合わせ、ここでネジをしっかり締めこみましょう

 

鏡筒を載せる

望遠鏡なりカメラなりを赤道儀に載せます

天体撮影の場合、天体望遠鏡が一眼レフ用の巨大レンズになると思ってください

 

まあこんな感じ

 

赤道儀の先に重りを付けて、鏡筒とのバランスを取ることを忘れずに

 

ケーブルを繋ぐ

赤道儀とコントローラー

コントローラーとPC

デジカメとPC

赤道儀への電源

PCの電源

 

繋ぐもの色々あります

赤道儀も使う時はグルグル動くので、長めのケーブルを用意しておきましょう

 

私の場合はPCを使って撮影するので、その分のコード類が増えています

PCを使わなければ、赤道儀の電源と、コントローラーまでの線で足ります

 

ちなみにPCを繋ぐコードを、コードレス化することも出来ます

お金を更にかければね

 

初期姿勢にする

動かし始めのゼロ位置を決めるため、赤道儀(鏡筒)の向きを変えます

私が使っているビクセンは、『鏡筒を真西に向ける』です

 

また真西を調べる!?

と言うことはせずに、赤道儀に印が付いているので、それを目印に合わせていきます

これも真北(極軸合わせ)が大事な理由です

合ってないと真西向きません

 

レバーを緩めるとフリーで動くので、鏡筒を向けた後にレバーをしっかり締めこみます

このレバーが緩んでも、後々ズレてしまったりするので、しっかりと締めましょう

 

電源ONからの初期設定

赤道儀の電源を入れます

 

コントローラーも給電されスイッチが入る

初期設定で、コントローラーの方にも経度・緯度を入力します

 

この赤道儀は自転に合わせるだけではなく、画面の天体を指定すると自動で合わせてくれる機能が付いています(導入と言う)

※私が使うPCソフトも同じ機能を行います

 

観測場所のデータ(緯度経度)が違うとズレてしまうので、しっかり入力します

 

あ、あと時間も正確に入力しましょう

時間が違うと星の位置も変わってしまいます

 

PCソフト起動

ここからは私の場合になります

 

PCソフト【ステラショット】を起動

赤道儀・カメラはケーブルで繋がっているので、認識できているはず

PCソフトで接続クリック

 

ま、これは興味のある人は、ステラショットで検索してもらえれば良し

より詳しく書いてあります

 

本当の闘いはここから

これで終わったと思うでしょ

ところがどっこい、ここからが本番(汗)

 

まずカメラのピントを合わせる

合わせないと星は見えません

 

そして天体を導入する

自動で赤道儀が動く

 

まあ、だいたいが指定した天体を視野に入れてくれません

極軸がズレているのでね

 

ここからアライメント(調整)が必要です

まず暗くても見つけやすい明るい星を選んで導入

コントローラーで、狙いの天体を中心に入れる

そして、ここですよ!って分かるように指定する

 

何度か繰り返しアライメント出来たら、数十秒の露光時間で撮影

 

撮れた写真の星が動いて写っているなら極軸がズレているので、高さ・左右(東西)の微調整

詳しくは書かないけど、ある法則で動かせば決まります

バシッと決まったことはないけど・・・

 

今はPCソフトで動かす度合いを教えてくれるので、ずいぶん楽になりましたけど

詳しくはステラショットのページで見て

 

アライメントがしっかり決まれば、やっと撮りたい天体を導入して撮影になるのです

 

まとめ

如何でしたでしょうか?

設置も大変だけど、アライメントまで含めるとかなりの工数かかります

 

正直、しんどい

これを暗闇の中でやるわけです

※設置までは明るい時間に出来る

 

もう書くだけでも大変な作業ですw

 

で、やっとここまでやって撮影を始めたら雲が出ちゃったとかは、あるあるです

他にも配線に引っかかってせっかく合わせた軸がズレちゃうとか・・・

 

ここまでして星の撮影をしたいかと言うと、ちょっと微妙

熱量はそこまで上がっていません

 

早々に飽きるかな?

 

私はやってみたいと思っちゃったので、揃えて始めましたがここまで苦労するのを知っていたらやらなかったかも

是非、参考にしてください

 

では!

 





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