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まずは庭から始めました

保険に加入できないくらいなら乗るのを止めてしまえ

投稿日:2019/10/21 更新日:


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保険料も払えない貧乏人は、道楽でバイクに乗るんじゃねえ!

自賠責は当然ながら、任意保険もちゃんと加入しろ

任意だから自由でしょって思っていたら大間違いだ

お前の為の保険じゃない、被害者救済のための保険だ

 

と、語気強めに言ってみました

本日の記事は、かなり長文なので、興味のない方はここでお帰り下さい

 

保険に加入しましょう

自動車しろ、バイクにしろ、任意保険に加入していますか?

まさか自賠責保険も加入していない人って居ないですよね?

 

知らない人は少ないと思うけど、知らない人のために保険について書いてみる

実は昔、保険の代理店をしていました

とか言って間違ったことを書いていたらごめんなさい

 

保険について

生命保険、損害保険とあるけれど、自動車やバイクに付ける損害保険の話ね

 自賠責保険

任意保険に対して、強制保険とも言います

「加入が義務付けられている損害保険」です

だから強制保険

『自動車損害賠償保障法』と言って国が定めた法律の中で加入をしなければならい損害保険になります

 

自賠責保険の更新忘れや、故意に加入せずに公道を走らせるとペナルティがあります

① 1年以下の懲役または50万円以下の罰金

② 6点が減点となり一発で免許停止処分

一発免停はかなり厳しい処分と言って良いでしょう

 

でも保険の中身を考えると当然と言えば当然

 

自賠責に入っていないと、車検は通らない

しかし、車検の無い250㏄未満のバイクは、自賠責保険の更新を忘れてしまう可能性があるので気を付けましょう

 自賠責保険の補償内容

自賠責保険の対象は、対人のみになります

対人【たいじん】への賠償で対人賠償と言います

自分が加害者になった場合に、被害にあった「人」へ保険金が支払われます

壊しちゃった物へは保険金は支払われません

補償内容

・傷害(相手のケガ)120万円

・死亡時 3,000万円

・後遺障害時 4,000万円

最高で4,000万円しか支払われません

もし仮に、1人の人を車やバイクで轢いて死亡させてしまった場合、最高3,000万円が保険金として相手に支払われます

 

3,000万円

大金であることに間違いはないが、3,000万円では全く賠償金額に足らないでしょう

死亡した場合、死亡逸失利益というものが計算される

ライプニッツ係数というのを使って計算するのだが、年齢、収入などから算出される

 

簡単に言うと、

収入×労働年数-それまでの生活費

とイメージしてもらえば良いと思う

 

年収600万円の30歳の男性が65歳まで働いて稼ぐ金額は2億1千万円だ

死亡しちゃった時点で、出世も昇給もしないので可哀そうな話であるが、それだけ稼げる

稼いだお金を生活費にも使うだろうから・・と、計算したのが死亡逸失利益というわけ

彼の場合は、ざっくり1億5千万円くらいの逸失利益となる

 

遺族はお金を貰っても死んだ人は還らないとは思いながらも、お金だけでも・・と思うのが心情だと思う

そこへ自賠責で出る保険金が3,000万円

全然足らないのである

 

任意保険(自動車保険)

絶対入らなければダメな自賠責保険に対し、加入は義務ではないよってことで任意保険

各保険会社で取り扱い、加入できる損害保険のこと

 

どの保険会社で加入しても価格が同じな自賠責と違い、各社保険料に差を出している

条件も色々とあり、30歳以上の人しか乗らないとか、免許証がゴールドの人などは割引しますよという感じだ

 

そもそも保険と言うのは、万が一の時の為に、みんなでお金を出し合って助け合おうよって感じの物

 

事故を起こさず、保険を使わない人はどんどん優遇されていく

特に等級と言うのが分かりやすい

新規加入6等級から始まり、1年ごとに等級が上がり頂点が20等級になる

等級が上がるごとに保険料の割引率が増えるという仕組み

 

逆に保険を使うと、その年の等級が上がらなかったり、3つもダウンしたりとペナルティも起こる

 

年間の保険料は車の車種、被保険者の年齢などで変わったりします

・スポーツカーは事故を起こすことが多い

・若者は事故を起こすことが多い

だから保険料は高くなる

これは偏見ではなく、統計的な話であるので誤解しない様にw

 

お金の無い若者ほど保険料が高くなるのは可愛そうだが、任意保険は加入しておいた方が良い

 

先に話をしたが、被害者に対しての補償金として自賠責では全然足りません

その足りない分をカバーするのが任意保険です

 

1億2千万円もの大金を、あなたは支払続けられますか?

 

損害保険は掛け捨てで、事故を起こさなければ払った分は損した気分になるかもしれません

でも、それはとても良かったことなのです

年間10万円の保険料を払ったとしても、事故を起こさず良かったなと思えばいいのです

事故を起こさなければ、10万円貯金出来た?とか思ってはダメです

 

損害保険(自動車保険)の補償内容

保険が初めての人には分かりにくいので記す

 

 対人(対人賠償保険)

被害者への補償と思ってください

法律上の賠償責任が発生した場合に支払われます

これは一緒に車やバイクに乗っていた他人でも適用されます

残念ながら、自身、家族(父母・配偶者・子)には支払われないので注意です

 

保険金額の設定は「無制限」にしましょう

1億でも2億でも賠償責任の負担額までなら保険金が支払われます

 

例)賠償請求1億円-自賠責3000万=残りを対人賠償保険で支払われます

 

 対物(対物賠償保険)

物を壊してしまい賠償請求された際に、この保険が使われます

分かりやすい物としては、相手の車、ガードレール、信号などです

お店に突っ込んだ場合の休業損害等も補償されます

自分の車やバイクなど、自分の物は保障されません

 

保険金額の設定は対人と同じく「無制限」にしましょう

よく言われる凡例で、線路の中で立ち往生し電車を止めてしまった

賠償金1億円以上!ということもあります

 

 人身(人身傷害保険)

自身やその家族が車の運転、同乗などで事故を起こし、怪我・死亡の際に保険金が支払われる保険です

よく勘違いされますが、対人・対物とはかなり違うものとなります

自動車の事故であれば、他人の車を運転している時でも、歩行中でも死傷した場合に保険金を受け取ることが出来ます

単体の傷害保険を、自動車保険に付帯させた形と思えば良いと思います

 

保険金額の設定はご自由にとしか言いようがりません

2,000万円、5,000万円など付けることが出来ますが、保険料は高くなります

家族を乗せて走るという人は、高めの設定が安心かもしれません

 

 搭乗者傷害(搭乗者傷害保険)

契約した車に乗っていて死傷した場合に払われる保険

人身傷害と違って、車に乗っていた時だけと言うのがポイント

人身傷害保険とセットで加入しても保険金を二重取り出来るわけではない

 

メリットとしては、損害額(治療費)などが決まらなくても、定額制なので先に保険金が支払われます

 

自分のケガは自己責任、と言って人身傷害を加入しない人でも、搭乗者傷害は加入していた方が良いと思います

バイクでタンデムする人は、絶対加入していた方が良いと思う

 

 車両保険

自分の所有する車両(車・バイク)が壊れてしまった時に修理費をカバーしてくれるのが車両保険です

補償の割に、加入すると保険料がどーんと上がるので、加入するか悩むところです

車の価値(車両価格)の付け方も、どれだけカスタムしてようが年式などで決まってしまうのでカスタム分の保険金は出ません

ただ、この車両保険を付けていないと、自損事故など起こすと、まとまった修理費を自分で捻出しなければいけない

本当に悩む保険である

 

ただ、メリットとして、仮に自分が停車中に後ろから追突されたとします

過失割合は10:0で、自分は全然悪くない

そうなると、自分の加入している保険会社は動いてくれなくなる

保険会社は、支払い事案が発生した時のみ、相手方との交渉などを行ってくれます

追突してきた車が、任意保険に入っていなかったら、自分で相手に賠償請求をしなければならない

「弁護士費用特約」という特約を付帯すれば、弁護士を依頼することも可能ですが・・

 

そんな時は、車両保険を使って自分の車を直してしまいましょう

契約内容によっては、等級が下がらない事案として車両保険が使えます

 

これはちょっと曖昧ですが、車両保険を支払った自車契約の保険会社は、支払った分を回収しようと相手方に賠償請求して動くと思います

 

車両保険は、本当に保険料に見合うものか検討の余地はあります

 

 特約

特約は、上記保険では保障出来ない部分をカバーするものです

保険料が上がることもあれば、下げることにも使えるのが特約です

色々と種類がありますが、主だったもの3つを紹介します

 

弁護士費用特約

先に述べましたが、自分に過失が無い場合は、示談交渉などは保険会社は動きません

かと言って自分で動くには知識も労力も足らない

そんな時に、弁護士費用特約を付帯していれば、弁護士が交渉を行ってくれます

契約時の保険料は上がりますが、万が一の労力を考えれば付帯していた方が良いでしょう

 

ファミリーバイク特約

125㏄未満のバイクに乗る人は、付帯してください

通常、125㏄以上のバイクの保険は、1保険で契約しますが、125㏄未満であれば特約でカバーできます

また、この特約を付帯すれば、125㏄未満であれば借りたバイクであろうが、2台目、3台目のだろうが保険が適用されます

ただし、基本的に対人・対物のみの保険となりますので、気を付けましょう

 

 保険料の下がる特約
運転者限定特約

契約の車・バイクに乗る人を限定するので保険料が下がります

本人のみ、夫婦のみ、家族のみなど選択すれば、被保険者の対象が狭まるので保険料を下げますと言う特約です

知人に車を貸したりする人は悩み処です

知人が自分の自働車保険に「他車運転特約」を付帯していれば安心して貸せます

 

年齢限定特約

運転者の年齢を設定し、保険料を下げる特約です

「若者は事故を起こしやすい」保険会社はそう考えているため、若者は運転しないよと、条件設定する特約です

年齢無制限、21歳以上、26歳以上、35歳以上と年齢条件が上がれば上がるほど保険料は安くなります

子供に車を貸す際は、この年齢条件特約に注意しましょう

 

まとめ

任意の自動車保険は加入してください

自分の為でもありますが、相手の為でもあります

任意だから自由だし、加入しなくても平気でしょって言う人は、ご自身の資産を把握してください

2億円をポンと支払えますか?

 

任意保険を無保険の人はハッキリ言って迷惑です

私に近づかないで下さいとも言い切れます

もし仮にあなたが事故の加害者になった場合、大変な思いをするのは、あなたではなく被害者です

被害者の賠償請求を払えるだけの能力は持って公道を走ってください

 

私の保険

私はバイク3台と、自家用車に乗っています

ファミリーバイク特約だったApeを止めて、250㏄のバイクに乗ったので保険料は上がりました

 

自家用車:6,440円/月、77,280円/年

CB1300B:3,250円/月、39,000円/年

Etrella:5,770円/月、69,240円/年

アドレス:2,740円/月、32,880円/年(ファミバイ特約)

計:18,200円/月、218,400円/年

改めて見ちゃうと凄い金額です・・

CBはGV250の頃の自動車保険の車両入替で乗っているので、等級が上がり多少割引が効いています

Estrellaは新規加入なのでお高いです・・

 

バイクの維持費については、またどこかで書きたいと思いますが、自動車・バイクの維持費は任意保険料も込みで考えましょう

 

保険料も払えない貧乏人は乗るな!

冒頭では「道楽で」と言いましたが、やっぱり言い換えます

どんなに生活の為に、自動車・バイクが必要な人でも任意保険料も払えないなら乗るな!

 

徒歩、自転車、公共交通機関、それらを駆使しろ

 

かなりの長文になってしまいましたが、任意保険を知らなかった人、今さら聞けなかった人のためになれたら良かったと思います

 

他のHPで詳しく書いてあるのですけどね

自分もそういうHP見ながら書いたしw

 

任意保険は加入しようね

 

ぶ村



ぶ村



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