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まずは庭から始めました

初心者が書くので、初心者に分かりやすいように天体撮影について書きました

投稿日:2022/11/2 更新日:


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皆さん興味ないですよね・・・

でもまあ少しでも興味があったら読んでちょーだい

 

Contents

天体撮影について

初心者の私が、自分で分かるように書いているので分かりやすいと思います

たぶん・・・

 

そもそも天体撮影って?

天体写真とはどうやって撮るの?から書きます

 

星空撮影には大きく分けて2つの写真がある

 

・風景と夜空を写す【星景写真】

 

こんな感じの写真です

焦点距離が短め = 画角広め の写真

 

・星団・星雲・惑星などをピンポイントで狙う撮影

 

こんな感じでオリオン大星雲をピンポイントで撮った

 

どちらの写真も普通のカメラ設定でシャッターを押すだけで撮れるわけではない

ここがポイント

撮れるけど、良い写真になるかどうかの話ね

 

夜空に見える星たちはそれぞれ明るさが違う

1等星から6等星とか言われるのは星の明るさ

 

真冬に一番輝いて見える1等星のシリウス

肉眼でギリギリ見えるのが6等星

※街中では街の明るさで見えません

※月の明るさでも見えません

 

パシャっとスナップ写真の様に押しただけでは、1等星が写るかどうか

暗い星まで写すためには、長時間露光と言うシャッターを開いた状態でしばらく光を集めなくてはなりません

 

光をたくさん集められるレンズ(望遠鏡)で、露光時間を長くして撮影する

こうすると肉眼でも見えにくい星まで写すことが出来るのです

 

この記事に何となくそんなことが書いてある

 

本当は、さらに同じ写真を何枚も重ねる(コンポジット)画像処理方法もあるのですが、それはまた別の機会に

 

その露光時間を長くして撮影することで、ある問題が発生します

 

露光時間を長くした天体撮影の問題

綺麗にバシッと星を点で写す

 

ちょっとキラキラにしちゃったけど、昴(プレアデス星団)です

単にカメラを固定して写すだけだと、ここまで星を点で写せません

 

カメラを固定し、長時間露光で撮影すると星はピューと流れた状態になってしまうのです

それは地球が自転しているから

 

地上に立っている我々には体感として感じていませんが、星の撮影をすると地球が回っていることがよく分かります

※星が動いているわけじゃないよ

 

地球は1日で1周しています

地球の赤道の長さが約4万㎞

 

24時間で4万㎞回るのです

時速にすると1,700㎞/h

分速だと28.3㎞/m

秒だと0.47㎞/s = 470m/s

 

何万㎞も離れている星なので、肉眼では気付きにくいですが望遠で覗くとよく分かります

星は「ピュー」っと動いているのです

飛行機をもっともっと遅くしたくらいの体感

 

露出時間30秒撮影でも、30秒後には14㎞移動しているのです

だから写真の中の西へ星も流れてしまう

 

参考写真があれば良かったのですが、撮るのが面倒なので割愛

 

あと、正確には日本は赤道より北の北緯35度にあるので自転のスピードは赤道より遅いです

一周の距離が短くなるので、そうなります

そうなりますと書いているけど、本当は知らんけどw

 

日本の自転速度(他のHP流用)

時速にすると1,374㎞/h

分速だと22.9㎞/m

秒だと0.382㎞/s = 382m/s

 

星を点で止めて撮影するには

ではどうやって上手に撮影するのか?

 

その為のアイテムが【赤道儀(せきどうぎ)】という物

 

こんな機械

 

【星を追尾する】と書かれていることもあるが、【地球の自転に逆らって動く】機械です

星は動いていないのでね

 

夜空はこんな感じで動いています

教科書でよく見たやつ

 

北極星を中心とし、グルグルと回る

※北極星も実は少し回っています

 

北が上だとして、地球の軸が北極星を向いていて、そこを中心に東に回っているのです

串にささった団子を想像すると良いと言われますが、まさにその通り

 

この辺の説明に画像を用意すべきだろうけど、面倒なので無しですw

 

太陽が東から上るのも、地球が東に向かって自転しているからです

お子さんに教えてあげよう!w

 

赤道儀の役目

これはセッティングした写真

 

赤道儀の本体は動きません

そして、その本体は矢印の様に真北を指す必要があります

 

これを【極軸合わせ】と言う

 

地球の団子の串と同じ角度・方向に合わせてあげます

実はこの作業が一番難関

セッティングで軸がズレると、星が止まって写すことが出来ないからです

 

その辺りの話は、また別の機会に

 

極軸を合わせ、スイッチを入れると自転に合わせ、自転に逆らって自動で動いてくれます(その場に留まるように)

電動なので電気が必要です

 

その上に望遠鏡(レンズ)を付けたカメラを載せて撮影が出来るのです

 

カメラの事

カメラのセッティングは割愛します

誰かの記事でも読んでください

 

赤道儀に載せたカメラのピントを合わせるのをお忘れなく

ピントが合っていないと、せっかく撮ったのにボヤっとした星が写っちゃいます

 

暗い星空できちんとピントを合わせることが出来る専門の道具も売っています

私も持っています

 

星が動かないように撮れるようになったら、長時間露光で数枚撮ります

数枚撮影するのは、画像処理で更に綺麗に仕上げるため

これも割愛

 

しっかり極軸を合わせ、星が流れないと言っても長くて1分くらいが限界かな

それ以上だと少し流れます

※焦点距離にもよる

※オートガイドを行うやり方で長時間可能な場合もあり

 

画像編集

こうして苦労して撮った写真を画像編集し仕上げていきます

画像編集も慣れが必要で、初心者は時間が掛かります

 

これは難しい話なので、語ることはないでしょうw

 

まとめ

最初に星景写真か、星団などを撮るのかで難易度は変わります

広めの画角であれば、極軸合わせもアバウトも星はしばらく止めて写せます

 

この様な簡易赤道儀でも大丈夫です

 

赤道儀なしでも、暗い山の中に入ればこのくらいは写せます(福井の九頭竜湖にて)

画像をよく見なければ流れているのも気づきません

 

一眼レフじゃなくても、長時間露光はスマホでも出来るのかな?

3秒程度?

 

一度三脚に取り付けて撮影してみてください

手ぶれ防止に三脚は必須です

 

綺麗に星空が撮れると感動しますよ

 

まずは月がお薦めですね

 

興味が沸いたら一緒に行きましょう

 

ぶ村



ぶ村



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