遡る事、10月19日の話
連休2日目でした
かなり良い天気だったのに、やる事は特になし
カラッと快晴
GPV天気予報を見ると、夜まで快晴
よし、今夜は星の撮影をしよう
ここのところ赤道儀を持ち出して撮影しているが、上手くいっていなかった
雨も降らなそうだし、明るいうちから準備して狙おうと決めた
やっぱり暗くなってからセッティングすると、何かと間違うからね
午前中だけど、赤道儀をセッティングする
ベランダにね
北極星が見える場所に遠征でもすれば上手に出来るのは知っている
でも持って行く物が多くて重たいので二の足を踏む
極軸合わせは難しいけど、ベランダ撮影は楽
アバウトだった水平出しもしっかり追い込む
方位もちゃんと追い込む
ベランダだと場所によって北の位置が変わる・・・
変な磁場出ているのかな?
ムズイ・・
それでも場所を変えて計測したり、いろいろトライして方位も追い込む
設営完了
まだ影が長いでしょ?
午前中、朝のうちに準備しちゃいました
今夜はやるぞー!
昼寝すれば良かったのだけど、色々遊んでいたら寝そびれた
20:00
日の入り、17:12
月齢23.2
月の出、翌日20日の0:26
空は雲もない
最高のコンディションです
ただ、この時間では撮りたい天体が無い
2022年10月19日、21:00頃の宙
南に大きく輝く木星、その右(西)に土星
今回は惑星撮影を主目的としていないので、鏡筒も焦点距離650㎜の短い物
惑星を撮るのには向かない
まあ、撮るけど
木星付近の写真です
ピントがちょっと甘いね
これで何秒露出だったかな?
忘れてしまった
細かいデータを残すと、次の参考になるのだけど・・
アンドロメダ銀河(M31)は、天頂近くにあり、家の屋根が邪魔して撮れなかった
仕方がないので、適当な場所を視野角に入れて長時間露光を試して遊ぶ
長時間と言っても60秒程度
むむむむむ・・
悪くない
星が流れず写っている
極軸合わせがバッチリ決まっていたみたい
正直、嬉しい
こんなチャンスは滅多にない
ベランダの極軸合わせは本当に大変なのだ
下手すりゃ15秒でも盛大に星が流れるくらい
これは、もう冬の天体が上がってくるのを待とう!
10月とは言え、外に居るとかなり冷え込んだ
冬用のジャケットを引っ張り出して着込む
まあ、インナーが完全に夏用Tシャツだったけど
出ている手がかじかむ
痛いとは言わないけど、手が冷たいと言う感じでしょうか
たまらず部屋に入る
温い
しあわせ
こんなに簡単に幸せって感じることが出来るんだ・・
と、少し感動w
ベランダ撮影の良さが出た
日付が変わる頃、東の宙から火星と一緒に冬の星座が上がってくる
オリオンはまだ高度が低いので、先に上がってくるおおぐま座のプレアデス星団(M45)
を狙う
こいつらは完全に冬の星座だけど、秋の遅い時間には上ってくるのです
和名【昴】
うーん・・ 長時間露光したけどガスが撮れていない
45秒×5枚コンポジットじゃ足りない?
ただのキラキラ星じゃんか
日付が変わり0:30
オリオン大星雲(M42)を導入する
分かりやすくて私はこれを撮るのが好き
60秒×60枚を撮る設定にして部屋に逃げる
撮り終わるのが1時間後
と、ここで失敗する
買ったばかりのPCの設定は、何も触らないと30分で省電力になるだった
1時間経って戻ってきたら、上手く撮れていないでやんの
カメラも変な感じで接続切れ起こしてやんの
PCソフトを立ち上げ直し、カメラも何とか繋げ直し、撮影再開
もちろんPCの省電力化設定も見直し
改めて撮ったのがこちら
オリオン大星雲
大きな画像はこちらをクリック
どうかしら?
撮ってすぐのRAW画像をDropboxに突っ込んで、寝室のデスクトップPCで受け取る
ノートPCで撮影しながら、画像処理を行うと言う効率のいい仕事してました
家、最高!
以前のと比べてどうかな?
以前
今回
今回の方がエモいと思うのは、親ばかの心境でしょうか?w
オリオン大星雲の次は馬頭星雲を狙う
馬頭星雲は私が初めて狙う天体
ま、失敗だよね
薄っすら【燃える木】は写っている
馬頭星雲はもう少し下だった
3:00
バラ星雲も撮りたかったけど、翌日は仕事なので、これにて終了
ついつい夜更かししてしまいました
これだけ条件が揃うってことが滅多にないので仕方ないですね
翌日の仕事は辛かったけど・・・
と、撮った写真の発表の場にしました
どうでした?